前回まで、6回に渡って私の健康診断から円錐切除術を受けるまでのことを書きました。
今回はその経験を通して自分の中で変わったなと思うことを書きたいと思います。
私は正直、「中等度異形成」という状態になって、初めて自分の健康について考えるようになりました。
当時まだ25歳。
特別カラダが弱いわけでも、強いわけでもなく、自分は「普通の健康な人」だと思っていました。
当然、特にこれといって健康のために何かしているわけでもなく、食べるものにも無頓着。
でも、中等度異形成になって、
ガンになる手前まで来ていたと知って、
初めてもっと強いカラダになりたいと思ったのです。
免疫力が高ければ、居座ることのなかったかもしれないウイルス。
自分のカラダはそれを排除できなかったんだ・・・・という事実。
これはいかん!と、
カラダに良いことは何なのか、食事や生活習慣の本を何冊か読んで自分にできそうなことから取り入れてみることにしました。
例えば:
*出来る限り添加物の摂取量を減らす。
完全になくすことは無理でも、少しだけ意識して成分表示を見たり、レトルトは買わないようにしたり。
味塩コショウの成分見たことありますか?
実は…塩と胡椒だけではないんですよ!調味料(アミノ酸等)みたいなものも含まれています。
(化学調味料無添加タイプも販売されているみたいですね!)
わたしは、塩と黒コショウをそれぞれ単体で買って使っています。
*少しでも精製度が少ないものを選ぶ
白砂糖はきび糖やてんさい糖に変えて、白米は玄米に変えました。
玄米と白米を比較すると玄米には本当に栄養がたっぷり。
もちろんしっかり浸水時間をとることやよく噛んで食べることが求められますが、
そこをしっかり押さえればカラダにいいことがたくさんあると思います。
*だしをとる
添加物を控えるための延長ですが、だしをちゃんと取るようになりました。
今までは「便利だから」と粉末のだしの素を使っていましたが、実際だしを取るようにしてみるとさほど手間でもありません。
それに、だしを取るようになって料理がおいしくなりました。
特にお味噌汁やお吸い物はダイレクトにだしの味を楽しめます。
*運動
これはもともと通っていたピラティス教室に引き続き通うこと。
ピラティスとの出会いについてはまたいつか改めて書きたいなと思っています。
運動は体力づくりだけでなく、ストレス発散にも効果大!
ストレスは免疫を下げるので、その点でも運動は必須です。
*頑張りすぎないこと
上に書いたようなことが私の無理なくできる範囲です。
例えば完全に添加物を避ける!とかは私に取ってはむずかしい。鶏ガラスープの素とかは未だに使っています。
マクロビの本は読んでみたけど、自分には合わないと思ったので取り入れていません。
無農薬野菜も、もちろん簡単に安く買えるならそっちのほうがいいのは分かるけど
入手が大変なので、普通のスーパーで普通に売られているものを買っています。
ああしなきゃ!こうしなきゃ!って自分を縛ることはしたくなかったので
頑張りすぎないでいい、ってことにしているのです。
こんな感じで、すべて本当に簡単なことばかりですが、
病気を経験して、何も考えないでいた世界から、ちょっとだけ意識する世界に引っ越してきた感じです。
またこの時点で自分の生活を見直しておいたこと、そして無理せず続けてこれたことによって
結果として、その後妊活を意識し始めたころに
「食生活の改善!」「体質改善!」と意気込まなくて済みました。
自分と家族が少しでも健康になるために、病気になる可能性を少しでも減らすために、
私はこれからも日々の小さな選択の積み重ねを大切にしていきたいと思っています。
最後に、下記は私が実際に読んで、良かったな~と思ったおすすめの本です♪
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