健康診断の結果、「異型上皮疑い。できるだけ早く専門機関を受診して下さい。」という知らせを受け取った私は
精密検査ができる病院を探しました。
町の婦人科では、なかなか精密な検査ができないようで少し苦労しましたが、
外来もある大きめの検診センターで検査ができることが分かりそこにいってみることにしました。
最初にその検診センターにいったとき診察してくださった先生からまず言われたのは、
この健康診断の結果についてはそれほど心配しなくていいということ。
「健康診断と同じ検査をもう一度します。
結果が今の状態より良くなってればOk、また来年健康診断を受ければ良い。
今回と同じなら様子見、半年後くらいにもう一度検査。
今回より悪い結果だったら次の検査をしましょう」と言われました。
先生の説明に一安心して、健康診断と同じ検査を受けて帰宅。
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二週間後、なぜか絶対大丈夫という自信とともに検診センターへ。
結果は、最初の健康診断時と同じ。
・・・ってことは様子見でok?と思ったのですが、
その日担当してくださった先生は、
「まぁそんなに心配はいらないけど、念のため原因ウイルスがいないか検査をしておきましょう」と、引き続きウイルス検査を受けることになりました。
この検査も痛みはまったくなく、あっというまに終わりました。
↓
二週間後、再びきっと大丈夫という自信とともに検診センターへ。
しかし、ウイルス検査の結果は「陽性」。
ただ、このウイルスがいる=癌になる、とかそういうことではなく、多くの場合は免疫力でウイルスを退治できる。
でも、陽性なので可能性としてガンの原因になることもゼロではない、とそんな感じの説明を受けました。
そして、「急がなくていいけど、もう少し詳しい検査もしてみたほうがいいかもね。」と言われました。
急がなくていいのかと安心したのもつかの間、先生は続けて「今月でもいいし、来月でもいいし」と一言。
ええー!それ割と急いでるー!(笑) と心の中でツッコミをいれつつ、簡単に次の検査の説明を聞いて、帰宅。
どうせ受けるなら早いほうがいいかなと思いながら、次の検査についてネットで調べてみると…
「痛い」「かなり血が出る」「泣きました」etc. (もちろん全く痛くなかったという方もいました。)
痛みに弱い私は、行きたくないとは思いつつも 先延ばしにするのも怖いので
翌週、すっかり行き方も覚えた健診センターへ。
痛いと噂の検査は「コルポ生体検」という検査。
細胞を拡大して見ながら穴あけパンチ(のようなもの)であやしいところをパチンと取りますとのこと。
私「痛いですか…?」
先生「まぁ、人によります。」
…ですよね~。
仕方なく、意を決して、挑む!!!!
結論:痛すぎ号泣。
撃沈しました。私は二度としたくない!笑
とはいえ、私は痛みにとても弱いので、平気な人は本当に平気なんだろうなとも思うくらいの痛みです。
出血はほとんどありませんでした。
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2週間後、結果を聞きに再び健診センターへ。
もはや、大丈夫だという自信はなくなり、大丈夫であって下さいと祈るような気持ちで向かいました。
しかし、検査結果は中〜高度異形成。
「つまりガンの一歩手前です。」と言われ、大ショック…。半泣きになりました。
しかし、これから先生が大学病院への紹介状を書くこと、
恐らく手術になること、
出来るだけ早く見てもらったほうがいいこと等を説明されるうちに、
泣いている場合ではないというか妙に冷静になりました。
検査結果と生体のプレパラートが入った大学病院への紹介状を手にして帰宅。
まさかの結果にはなったものの、念のためという気持ちで一歩先の検査までしてくれた先生たちには感謝です。
たぶん大丈夫と検査をせずに次の健康診断まで放っておいてしまったら、さらに悪いことになっていたかもしれない…
今となってはそう思います。
続きます。