手術を受けた日に、経過観察があるので一か月後にまた来てくださいと言われていました。
手術で取り除いた部分の病理診断結果の報告と傷口の様子を見るのが目的です。
病理診断の結果は「中等度異形成」「浸潤なし」。
つまり、中等度異形成だったけど、問題の部分はきれいに取れているということだそうです。
心配だった傷口の様子も特に問題なし。よかった・・・。
「2か月後 傷が完全にふさがった頃に、今度は体に残っている側の検査を受けてください」と言われ、予約をして帰宅。
予定通り2か月後、健康診断と同じ方法で検査を受けました。
その結果を聞きに行く日がなんとも不安で。
これでまた問題があったらどうしよう、とそればかり考えていました。
が、結果は良好!
「まったく問題なかったですよ」と言ってもらえました。
本当によかった。
その半年後にもう一度同様の検査を受けて問題なしだったので、
今後は健康診断の時に1年に1度検査を受ければOKということになりました。
ここまで来てようやく、もう大丈夫と思える状態になったわけです。
軽い気持ちで受けた健康診断から、完治まで半年以上かかりました。
最初は、まじめに健康診断を受けたのにこんな目にあうなんて…としょぼくれていましたが、
本当にこわいのは気づかずに進行してガンになってしまうこと。
私自身、先生の
「40代50代の人に患者さんが多いのは検診を受けるから。若い人はなかなか検診を受けてくれない。
若い人で子宮頸がんになる人が少ないのではなくて、検診を受ける人が少ないから 患者さんの年代が上に見えるだけ」
という言葉でようやく、異形成の段階で見つけられたことは幸運だったと思えました。
だからこそ、自分の周りの人にも 「検診、受けたほうが良いよ!」って伝えたいと思ったのです。
病気の話なんて、あんまり聞きたくないかもだけど
自分の経験をシェアすることで誰かが検診受けてみようって思ってくれたり、
その検診の結果が良くなかったとしても ここにその体験をすでにしている人がいることを知っていれば
不安も少しは減るかもしれない、そしてこの記録が参考になるかもしれないと思ったので書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。