帝王切開の記録①帝王切開の日の朝~手術終了までの流れ

37w0dの記録です。
帝王切開当日!

2017.12.28
無事37週を迎えました。
入院生活は大変でしたが、早産にならず本当に良かった。

今回は、帝王切開当日の様子を書いてみます。

相変わらず ものすごくトイレが近いので
グッスリ、とはいかないけれど割といつも通り眠れました。

夜中にお隣のLDR室で1人誕生してました。
誕生日一緒だね、と思いながらベッドの中で祝福。

朝は6時ごろ起きて、歯磨き。
そこから1杯のお茶をゆっくりゆっくり飲んで、AM7時からは飲み物もSTOP

AM8時に点滴チェンジ。
張り止めのウテロン(1A 30ml/hr)から、水分補給のソルアセトF(100ml/hr)に変わりました。
と、同時に手術着に着替え。
よくテレビで見るような、緑色の着物タイプの手術着です。

その後は、検温と血圧測定そして血中酸素濃度のチェック。
血中酸素濃度は 99点という高得点!
「98点はいるけど、99点はなかなかでないよ~!体の隅々まで酸素が行き渡ってる!」と褒められました。

共用の洗面台で顔を洗っていると
「今日赤ちゃん産まれるんですよね?」とすでに産んだ人が話しかけてくれました!

お部屋も違うし、話したこともない人だったので
たぶん前日か前々日のロビー面会で、わたしが夫に

「(手術)緊張する。気絶するかも。」とか嘆いているのを聞いてたんだと思います。

「赤ちゃんかわいいですよ。結構、周りに帝王切開の人もいますよ。みんな大丈夫だったから、きっと大丈夫!」と励ましてくれて
お腹にも「元気に産まれてきてね~」と声をかけてくれました。

なんて優しい人なんだ!!!と感動。
一気に大丈夫な気がしてきた。←単純

父からもラインで「孫待ってます」と応援(?)が。

それからしばらくは
手術後、個室に移動するために荷物をまとめたりして過ごしました。

その後、若い女の先生が
「今日、私も(主治医の先生と)一緒にオペ入るのでよろしくお願いします。」と挨拶にきてくれたり
薬剤師さんが手術前後に使用する薬の説明に来てくれたり。

で予定通り 10時半くらいには家族が来てくれたのですが
なんと2番目の予定だったわたしの手術が3番目になったそう。
たぶん緊急の手術が入ったんですね。

仕方ない。

仕方ないけど、喉乾くよー!お腹空くよー!

大部屋から個室への移動は手術後の予定でしたが、
時間がかなり空くので先に移動して暫くお部屋で待機となりました。

待機中、お腹の張りが気になったので伝えるとすぐにモニター(NST)が取り付けられました。
やっぱりかなり頻繁に張ってるみたいでしたが、すぐ手術だから大丈夫だろうということに。

そして手術時間が13:45~に決定。
主治医の先生がわざわざ部屋にきてくれて
「お待たせしてごめんね、もうすぐだからね!」と声をかけてくれました。

いよいよ13:45、手術室(オペ室)に入室!

オペ室は、なんというか異空間でした。
宇宙っぽいというかなんというか、ひと昔前のスターツアーズの最後のシーンの場所みたい。←誰にも伝わらない。

手術室に入ると、あれよあれよと 数人に取り囲まれ
点滴繋いだり、血圧計つないだり、血中酸素濃度計つないだり、心電図つないだり。

そして、背中から下半身麻酔。
最初は皮膚に打つ麻酔の注射。これは全然大丈夫、普通の注射。

チクッとはするけれど耐えられる程度の痛みでした。

そのあとの本番の麻酔注射?はすでに麻酔が効いてるので、
背中をグイグイと押されるような感覚があるだけでした。

麻酔を入れたら、アルコール綿で効きのチェック。
「冷たいですか?ここはどうですか?こっちだとどうですか?」

充分に麻酔効いてることを確認して、あっと言う間に手術開始。

「始めます!」「よろしくお願いします!」
みたいなやりとりがあるのかと想像していましたが、そんなものはなく
正直いつ始まったのか分からないくらいでした。
たぶん、敢えてさりげなく始めてくれたんだと思います。

麻酔医の先生(昨日とは別の人。この人も美人)が手を握って、話しかけてくれたので

手をかなりぎゅーと握り返しながら、おしゃべりしていました。

手術中は押される、引っ張られる感覚はわかりますが、
痛みは全くありません。周りから「もうお尻見えてますよ~~!がんばれ~!」と声がしたので
わたしも必死に「がんばれ…!がんばれ…!」と(見えないけど)Babyに向かって声をかけました。

しばらく ぐいぐい引っ張られる感覚が続き、そしてついに!
ホギャァ!ホギャァ!と泣き声が。
産まれて来た赤ちゃんは、助産師さんがまず必要な処置をして
それから横に連れて来てくれます。
助産師さんの処置中に、主治医の先生が
「(赤ちゃんの)足どう?必要なら整形の先生に診てもらって!」と言っているのが聞こえて
心配になりましたが、この翌日には「問題なし」と連絡がありました。
逆子だったので、

 

固定されていた腕が解放されて
赤ちゃんのほっぺに触れることができました!
すごく、あたたかくて柔らかくてビックリ。

可愛いとか、感動とかより
本当に産まれてきた…!という驚きが大きかったです。

短いふれあいタイムのあと、赤ちゃんは先に新生児室に移動。
待ってる家族にお披露目です。

わたしはまだ手術の続き。(お腹を閉じなくてはならないので)
子宮収縮剤点滴がスタートすると
子宮収縮が始まり、ちょっぴりお腹が痛くなりました。

眠れる薬も投与してもらいましたが、
少しウトウトはするものの なかなか眠りには落ちれず…

意識があるまま手術が終わり、部屋戻りました。
当日は夫の両親と私の母も手術前から待機してくれていましたが、
術後、私の血圧が高くなってしまったので、

部屋での面会は夫のみになりました。

看護師さんが部屋に赤ちゃんを連れてきてくれて
3人で、写真を撮ることができたのが嬉しかったです!

とにかく手術を乗り越えた!
赤ちゃんも無事生まれてきた!と一安心していたのですが
その先にはつらい夜が待っていました…

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