私の退院診察は特に問題もなくOKが出ていましたが問題は息子。
生理的体重減少を経て、徐々に増え始めるはずの体重が
生後7日目でようやく生まれたときに戻るか戻らないか…
退院までの残り2日間少しずつでも体重が増えていなければ
もしかして一緒に退院できないかも?!という状況でした。
なので体重を増やすために、1日の授乳回数を1回増やすことになり
授乳室に行くタイミングが他の人たちとずれてしまったので
最後の2日間は毎回ひとりポツンと授乳することになりました。
とはいえ、そんな深刻な問題ではなく、看護師さんも
「ここ数日も毎日少しずつは増えているから大丈夫だと思うよ」
「退院診察用の体重はミルクの直後に測ってあげるからね~!」と言ってくれていたのでそんなに心配はしていませんでした。
結局、退院当日の朝、前日と比べて体重が増えていることが確認できたので
無事予定通り退院できました。
ただし、増え方のペースとしてはイマイチなのでこれから体重がちゃんと増えていくか
退院後1週間目と2週間目に病院に来てチェックしてもらうことになりました。
退院に際して、助産師さんから退院指導。
退院指導では、退院後の生活についてや、1か月検診の日程などについての他に、
「インターネットと育児」についてのお話がありました。
今はなんでもインターネットで調べれば出てくるけれど、中には正しくない情報もたくさんある。
だからちゃんとした育児書を1冊もつことはとても大切だと言われました。
特に心配事があるときにネットを見たって不安になるだけ。
正しいか正しくないか分からないような情報に惑わされるのではなく
何万人という子どもを見てきた小児科医の書いた本を参照するのが一番だということです。
不安だから調べて、さらに不安になっては意味がないし
根拠のない「大丈夫」を信じて、問題を見過ごしたりしてしまわないためにも
出所のはっきりした情報(育児書など)を参照すること、
専門家に診てもらうことは大切なことですよね。
そしてもうひとつの大切なテーマが「産後の気分の落ち込み」について
産後はホルモンバランスが崩れていることもあり、気分が落ち込みやすい。
普段明るい人でも、前向きな人でも、だれでもマタニティブルーや産後うつ、そして育児ノイローゼなどになってしまう可能性はあるそうです。
ほんのささいな一言やちょっとして出来事に大きく傷ついて、落ち込んで、涙が止まらなくなったりすることがある(←産後3週間の私がまさにこの状態)
自分で苦しいなと思ったら、病院で助産師さんに相談することもできるし、
区で行っている新生児訪問のときに相談しても良い。
とにかく一人で抱え込まない、家事などは適度に手を抜く、頼れる人がいるなら頼るようにと指導がありました。
マタニティブルーズ真っ只中だった私は、助産師さんの優しいトーンと抱え込まないで!というメッセージにウルウル(涙)
毎日泣いてるのもたぶん私だけじゃない、退院したって決して一人じゃない、なんとかやっていこう。
そんなことを思った退院前日でした。