息子1歳3ヶ月
「はっぱ!」という単語を言えるようになってから
散歩中あちこちで植え込みなどの葉っぱを見つけては「はっぱ!」と言って指差し、
触りたそうに手を伸ばすので、触れられる距離まで近寄ってあげたりしていました。
そんなふうに、初めは息子に触らせてあげるだけだったのですが、
ふとわたしも触ってみようかなと思いついて
息子と一緒に葉っぱを触るようになって、ビックリ。葉っぱって、種類によって全然違う。
薄い葉っぱ、肉厚な葉っぱ
カサカサとした葉っぱ、しっとりとした葉っぱ
ザラザラの葉っぱ、ツルツルの葉っぱ
そんなの当たり前なんだけど、当たり前すぎて気づかなかった
気づこうともしてなかった。
植え込みなんてただの景色、そんな風に思っていた私に、息子が行動で教えてくれたんです。
「目の前に色々な葉っぱがあるよ、触ると面白いよ」と。
種類の違う葉っぱだけでなく、同じ木の葉っぱで枯れて茶色になりかけてるのと、青々としてるを触り比べていたり
息子は目で、手の感触で、目の前のものとちゃんと向き合ってる。
知識として分かってるのとは違う、五感を使って知るということ。
そんな息子を見て
もしかしたら、わたしも子供の頃はちゃんとそれぞれの葉っぱが違うことを知っていたのかもしれないと思いました。
いや、きっと知っていたんだと思います。
でも忘れてしまった。
自分が子供の頃に思ったこと、自分の中の子供の心を忘れずに子育てをしていきたいと思っていたけど
それって思ってる以上に難しいのかも知れません。
忘れてることを忘れてるんだもん。
でも、きっと息子が教えてくれる。
大人の方がえらいなんて思わず、息子が教えてくれることをちゃんと受け止めていこう。