(2歳5ヶ月)息子の将来の夢と、私のかつての将来の夢

息子2歳5ヶ月

1ヶ月以上前からですが♪大きくなった何になろ〜、というお歌を時々歌うようになった息子。

おそらく休園直前くらいに保育園で習ったんだろうと思います。

時々うたうので、そのときに

「息子ちゃんは大きくなったら何になるの?」

と聞いてみると、毎回

「うーんとね、クルマ!」と答えてくれます。

車屋さんとかじゃなくて「車」というところが、職業としての視点がまだない2歳児らしくて本当に可愛い。

と、ここまで下書きしてあったのですが、

その後、しばらくクルマが続いて、ある日突然将来の夢が「サカナ」に変わりました。笑

そのとき、パパが「どのサカナになりたいの?」と聞いたら「んーとね、ナンヨウハギ!」と言ってたので、多分最新の将来の夢はナンヨウハギ。笑

そんな息子を見ていて、ふと自分が子供だったころの将来の夢を思い出しました。

2歳頃記憶は全くないので不明ですが

小さい頃はとりあえず、お友達や大人の影響でお花屋さんや、ケーキ屋さんなどと言っていたように思います。

その後か、その前か、よくわかりませんが、自分が「なりたい!」と思ってはっきり覚えてるのは「セーラームーンになりたい!」と思っていたこと。これは幼稚園生のころかなぁ?

そして、小学校低学年のころの夢は「作家」

2年生のころに自己紹介新聞を書いて、その中に将来の夢:「さっか」と書いたら

さっかを、作家ではなくサッカーだと勘違いした同じクラスの男子生徒に「サッカーやってるの?さっかじゃなくてさっかーだから伸ばし棒いるよ!」的なことを言われて「いや、サッカーじゃなくて作家。本を書く人」と説明した記憶があります。懐かしい。

小学校高学年の頃はファッションデザイナーになりたくて、自由帳に突飛な服をデザインしては描いてました。(ミノムシのドレスとか。誰が着るんだよ)

中学生のころの夢は保育士(当時は保母さんって言ってたような)。年の離れた弟が可愛くて仕方なかったので、その延長で保育士に憧れてたんだと思います。中学生のころの職業体験も保育園へ。でも、いざ子どもを目の前にしてもただ一緒に遊ぶってことさえ、どうアプローチしていいか分からず呆然と立ち尽くしてた記憶しかない。

高校生の頃は、ニュージーランドへ短期語学研修に行った時に出会った現地でB&B経営と、日本人留学サポートをしてる人に憧れて、そんな仕事をしたい!と思うように。

これがきっかけで、ぼんやり理系志望でいましたが、一気に文系志望へチェンジ。

大学に入った頃も、そういった留学関連の仕事がしたいと思っていました。

でも、周りがどんどん留学する中、自分は留学する度胸すらなくて、自分自身が留学も出来ないのに、留学サポートの仕事なんて出来ない。と諦め。

ただただ目の前の楽しい大学生活を満喫して、いつのまにか就活の時期。

あんなに色々夢があったのに、気がついたら現在の事務職としてもう何年も働いています。

もちろん、上に書いた以外にも細々いろいろな夢を抱いては消え。(宇宙飛行士とかね。親に一瞬で「むり」と言われてショックだったけど、まぁ実際無理だったとは思う。)

今の仕事は好きだし、やりがいもあるけど

それは夢の職業とかではなくて、自分に向いてそうで、自分にできそうで、自分を雇ってくれた会社。という「自分」を基準にしてなんとか可能な範囲の中から見つけ出した居場所。

結局、夢と現実は違うし、自分を基準にして職業を見つけ出すのが就活なんだろうけど

事務職になりたいと思ったことはないのに、事務職になってるっていうのがなんだか不思議。

そんな人生を悪いとは思わないけど、

何かの本で、「自分の本当にやりたいことは、子どもの頃の夢の中にある」っていうのを読んだことをふと思い出し、

こうやって自分の夢を振り返ってみて「あぁ、本当だ。」と思いました。

結局自分の中で一番好きなのは、「文書を書くこと」なんだと思います。

作家になりたい!と思ってたあの頃のまま。

こうやって自分の言葉でブログを書けることが幸せだし、本当に楽しい。

そのことを改めて思い出させてくれた息子に感謝。

ふとしたときに大切な気持ちを思い出させてくれる。

大人になってから、目もくれなくなっていたような、夢とか、挑戦心とか。

やりたいこと、もっとやろう。

そして、息子の夢は全力で応援しよう。

夢がコロコロ変わったっていいし、夢と全然ちがう職業についたっていい。

最終的にどこにたどり着こうと幸せと思えるような人生を送ってほしい。

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