つわりの日々②仕事編

妊娠7w~15wごろのお話です。

つわりの日々①つわりのはじまり

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あぁ、これがつわりか。とハッキリ分かり苦行の日々が始まった。

大切な命を育てていく過程なのに、「苦行」と表現すなんて!と思う人もいるかもしれません。

でも、私にとっては間違いなく苦行でした。

 

とりあえず朝はまだ元気なので、会社にはいけました。

が、恐ろしいことに、時間ごとに、どんどん調子が悪くなる。

お昼ごろにはもうすでに気分が悪くなり始め、午後の悪化が半端じゃない。

特に夕方3時過ぎ~夜にかけて、とにかく気持ち悪い。とにかく吐き気。

仕事はフルタイムなので、定時の17時半までいかに耐え抜くかが毎日の課題でした。

 

このままでは本当に仕事を欠席する日がいつ来てもおかしくない…と思い、

心拍確認後、8w5d頃には上司に妊娠を報告しました。(心拍確認は8w2d)

安定期に入るまで周りに伏せておきたい気持ちも分かりますが

伝えておけば、いざ何かあった時にスムーズに事が運ぶので、

つわりなど体調に不安がある場合は早めに職場に報告することも必要だと思います。

(私は、上司に伝えたときにまだ他の人には黙っていて欲しいということも伝えました。)

 

 

お昼休み以降、特に夕方になると、顔色悪いよ…大丈夫…?といろんな人に心配されてしまうので

申し訳ないと思いながらも、上司以外には(まだ夏というほどの気温でもなかいのに)「夏バテ」で通して

毎日あと2時間、あと1時間半、あと1時間…と悪夢のような最後数時間を

白目を剝きながらなんとかこなすという感じの毎日でした。

 

顔色が悪すぎて、妊娠を伝えていた上司には、

「本当に無理しないで帰っていいから」と声をかけていただいたりもしましたが、

定時前最後数時間が私の仕事の山場のひとつということと、

これで帰ってたら毎日帰らなくてはならなくなる・・・という理由で、

「いや!あと1時間なんで!」といって粘ってました。

 

とはいえ、こんな調子なので、残業はとてもじゃないけどできませんでした。

もともと残業はほとんどない職場ですが、この頃はたまに頼まれる「あとちょっとお願い」(本当に30分程度の内容)すらも

「体調が悪いんで、すみません…」と容赦なく断っていました。

 

 

そんなこんなで、なんとかつわりが終わるまでの期間つわりが理由で欠席、早退などはせずに済みましたが

これが出来たのは間違いなく徒歩通勤だからです。

もし帰りに電車にのるなら、毎日15時の時点で退散してたと思います。

とてもじゃないけど定時後は、満員電車にのれる体調ではありませんでした。

 

もうひとつ、はっきり言っておきたいのは

私が欠席、早退をしなかった理由は、私がものすごく頑張り屋だからとかでは全くなく

単純に休む基準、早退する基準を自分の中で確立することができなかっただけです。

 

実際に、働きながらつわりを経験してみて「無理しない」がいかに難しいかが分かりました。

つわりは(個人差はありますが)1日とか1週間とかでは終わりません。

数週間~数か月間、毎日多少の無理をする、もしくは毎日休むのどっちか。

 

本当に、症状がものすごく重ければあきらめて休むこともできたかもしれませんが

(というか休まざるを得なかったと思いますが)

私の場合、朝はまだ調子がいい。

夕方から強い吐き気はあるものの、実際に吐くのはいつも帰宅後夕飯を食べた後でした。

それに食べ物はいろいろ食べれないものもありましたが

とりあえず水分は問題なくとれる=カラダ的には一応大丈夫。

 

じゃあ、どこからがしてはいけない「無理」なのか。本当に難しい。

結局、その基準は自分で決めるしかないのに、

分からない…分からない…と思いながら、結果として私は仕事を優先してしまったわけです。

 

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