災害用ラジオを買いました!
SONYのICF-B99
調べて、悩んで、コレに決めたので語ります。(ハンドブレンダーに引き続き、勝手に語るシリーズ)
最初は、なーーんにも調べずに
Amazonで3000円ほどで売っていた災害用ラジオにしようかと思っていました。
ラジオがきけるらしい。
手巻き式充電。
スマホへの充電も可能。
ライトの機能もついてる。
口コミも悪くない。
いいじゃん、いいじゃん。と思って購入するを押しそうになったのですが
ふと、災害用ラジオって機能これだけで大丈夫なのかな?
てゆーか、本当に災害時にラジオいるのかな?
と、疑問に思い、猛然と災害用ラジオについて調べ始めました。
いや~、自分で言うのもなんですけど、調べてから買ってよかった。
えっと、まずはじめに、災害時にラジオは要ります。
災害時に電気が止まればテレビは見れません。
スマホも充電が切れたら終わりです。
そこでラジオです。ラジオは電池、ソーラー、手巻きなど様々な方法で電源がとれます。
ラジオから得られる情報は、広範囲の一般的な情報とコミュニティFMなど地域の情報です。
災害時にはそのどちらも重要になります。
広範囲の一般的な情報はテレビ放送とも重複しますが、テレビがつかない場合には当然有効です。
コミュニティFMなどは地域に根ざしているので、自分の住む地域の情報、避難所の情報、身近な場所での二次災害の危険に関する情報などが得られます。
またラジオで発信される情報はSNSなどに書かれるものよりも確かで正しい情報であることが多いです。
さて、結局SONYのICFーB99というラジオにした私ですが
当初考えていた安物のどこが問題だったかというと電源です。
ソニー(ICF-B99):単三電池、手巻き、ソーラー、USB(ACアダプターは別売)
安物:手巻き、USB
そもそも、災害用なので普段はしまっているわけで
常にusbで充電してあるとは考えにくいです。
災害時にどう使うかと考えると、1番いいのは電池。ラジオと一緒に(外した状態で)電池も保管しておけば
いざというとき電池を入れてすぐに聞けます。
安物は電池で動かすことが出来ないのでこの時点で敗北。
いや、でも手巻きでクルクルすればいーじゃん。って思うじゃないですか。
単純に比較してソニーのと安物のだと5000円も価格差があるんです。
5000円払うなら、回すわ!ってかんじるかもしれないですけど、これみてください。↓
手巻き電源の能力(1分間の手巻きでできること)
【ソニー ICF-B99】
ラジオ:FM50分 AM75分
スマホ通話:約60秒
スマホスタンバイ: 40分
【安物】
ラジオ:7分
スマホ通話:20-40秒
スマホスタンバイ: 10-20分
災害時って、たぶん情報入ってこないと不安になると思うんですよ。
自宅避難ならなおさら、自分と自分の家族が置かれてる状況を常にアップデートしておきたいと感じると思うんです。
そんな時に7分おきに1分もハンドル回せます?
無理無理無理無理!
まずは電池式であること。
心置き無く、ラジオ掛けっぱなしにできるように。
そして、手巻きの能力が高いこと。
スマホへの充電は、電池でなく手巻きからなので効率よく充電するためにも手巻きの性能も重視すべきです。
当然、万が一電池が切れた場合にも、手巻きの能力が高いことは重要です。
ソーラーはあると便利かな、くらいですね。能率も高くないし、曇りや雨なら使えない。
その他の機能で、ソニーのいいところは
・機能の割にサイズが小さい
・防滴仕様である
・ライトもつく
・スマホ充電可能
・AM・FM両方きける(安物の中にはFMのみってのもありました)
・ヘッドホン接続可能(避難所など周りに気を使う場面では役に立ちそう)
・保存袋付きで説明書などもまとめて保管できる
といったところでしょうか。
安くはないですが、いい買い物ができたと思っています。
ソニーのこのモデルじゃなきゃダメよ!ってことが言いたいのではなくて
災害時にラジオはあったほうがいいよーってことと、
せっかくわざわざ災害用ラジオを買うのであれば機能面(特に電源)はしっかりチェックして
いざというときにちゃんと使えるものにしたほうがいいよーってことが伝わればいいなと思って書きました。
このたびの大阪北部地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。